帰化申請の生計要件についてですが、他の許認可でもよく見られるように帰化申請でも当然ございます。
(簡易帰化を除く)
帰化の生計要件に関しましては、どなたでも不安な要素はたくさんあると思います。
ここはQ&A方式で見ていきましょう!
Q、自分の収入が少ないのだが?
A、生活していく中で必要費用(家賃、食費、雑費)等とのバランスがあってればOK
(要は身の丈にあった生活をしているかですね・・)
Q、雇用形態が正社員ではない。過去にも正社員採用されたことがない。
A、アルバイトであっても収入を証明する給与明細(月単位の収入の証明)、
源泉徴収票(年単位の証明)が提出出来るのであれば可能です。
過去に正社員であったことがなくても大丈夫です。
就職が帰化申請の動機という方もいるでしょう。
Q、生活保護受給者であるのだが?
A、こちらに関しましては、同居者がなく生活保護費だけの収入では帰化申請は難しそうです。
ただ、諦めずに一度ご相談下さい。
Q、貯金が腐るほどあり、働いていないが?働く気もないが?だめ?
A、申請過程で担当者から貯金の出所などを質問される可能性がありますが、受理はされるでしょう。
ただ給与所得者にくらべ、書類などを多めに求められる可能性はありますね。
Q、親が心配性で毎月仕送りしてくれていて、自分は少ししか働いていないんです。
A、その場合はご自身の給与明細と仕送りの証明などをして合わせ技でいける可能性があります。
ただ場合によっては仕送り元の親の収入証明書などを求められる可能性もあります。
Q、彼氏が年上で毎月お小遣いをくれるの。
A、上記場合と同様、彼氏の収入証明書などを求められる可能性があります。
Q、今は働いているが、もう辞めようと思っている。
A、私の助言としては、帰化申請が終わるまでは頑張って続けてみましょう。
どうしても辞める決意が固ければ、その場合は再就職先の収入証明書などの提出を後日求められる 可能性があります。
Q、住居は賃貸マンションだが、友人宅に転がり込んだので賃貸借契約書が友人名義だ。
A、同居者として友人の収入証明書、住民票などが必要になるでしょう。
帰化申請を友人に内緒で行うというのは出来ないでしょう。
友人の協力なしには、帰化申請を進めるのは難しいです。
Q、個人事業主だが、申告をちゃんとしてない。適当な数字でやっちゃった。
A、正確な申告をしていただかなければ、帰化申請は難しいでしょう。
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