建設業界では、元請けと下請け、さらに孫請けやひ孫請けなど、図面にするとピラミッドのような三角形の請負構造となっています。
ピラミッドの頂点に位置するのはスーパーゼネコンと呼ばれる数社の超大手総合建設会社、その下に全国展開規模の数十社の準大手・中堅とされるゼネコン、そしてその下には地方ゼネコンや中小規模の建設会社という形で構成されます。
建設業はこれまで、設計・施工・管理などに関与しながら、インフラ整備や建築物に関するノウハウや技術、多様なプレーヤーとのネットワーク、行政や地元住民とのコミュニケーションなどのプロセスや強みを築いてきました。
都市インフラや建築物などが、今後、量から質というニーズに転じると考え、業務拡大(業種追加)などビジネスモデルの転換を図る建設会社が活発化しています。
